しゃくりシュートを撃つためのエクササイズ

しゃくりシュートとは?

ハンドボール特有のシュート技術

この技術はハンドボールのシュートでしばしば用いられる技術です。
簡単に説明すると、

シュートのリリースポイントを下げて上に撃つ

というものです。

このようにして撃つとなにが起こるのかというと、
キーパーが下とセービングしようとするので、手が下がります。

そこで、上を貫くってワケです!

しゃくるためには基礎筋力が必要

しゃくりシュートを撃つためには、
まず基礎となる筋力が必要です。

なにせ、本来であればリリースポイントを下げると、下に撃つのがシューターにとっては楽です。

楽なシュートは「当たり前」のシュートであり、キーパーはそこにセービングにきます。
(だから、上に撃つと決まる)

楽じゃないシュートだからこそ決まりますが、それ相応の筋力が必要になってきます。

特に手首の強さが必要になります。

さらに、手首から胸筋の上に繋がるラインの筋肉の強さが必要です。

アームラインっていいます。

その上で技術が必要

基礎筋力がついたら、しゃくりの技術が必要です。

しゃくりの技術は文章で説明するのが難しいのですが、
ややボールの下を撫でるとか、しならせるとか、ジャンプシュートの落ち際に撃つとか様々ありますが、、、
技術についてはまた機会があれば紹介します(汗)

しゃくれるようになることが、ハンドボール初心者から中級者への入り口です!

中学でしゃくれたら大したもんです。

では、しゃくるためのエクササイズに入っていきましょう!

しゃくりシュートと撃つためのエクササイズ

No.1

1kgほどのダンベルをご用意ください。

ダンベルを利き腕で図の様に持ちます。
人差し指と中指で挟む感じです。

そしたら、手のひら側を天井にむけて、太ももの上に乗せます。

ここから、手首を回していきます。
右利きの場合は自分から見て反時計回り、左利きの場合は自分から見て時計回りでおこないます。

これを1分間行います。

ジワーっと手首が疲れる感じがしていればokです!

1kgなんかじゃ生温い!!
という方は2kgにチャレンジしてください。

まさに、こういった手首の回し方はしゃくる際の手首の使い方に似ています!

No.2

次はプッシュアップ(腕立て伏せ)を行っていきます。

なんだ、プッシュアップか、、、
と思ったあなた!ちょっと待ってください!

普通のプッシュアップではありません。
手首を反対側に向けておこないます。

リバースプッシュアップといいます。

この場合、先ほど説明したアームラインが強化されます。

手の幅は少し広めで行います。

これを30回行いましょう!

もし、これが難しい場合は膝を曲げると負荷を落とせます。
まずはここからチャレンジしても良いでしょう。

No.3

次は、今のエクササイズを指だけで行っていきます。

これはキツいですねー(汗)

これも難しい場合は、膝を曲げて行いましょう。

いかがでしたでしょうか?

今回はしゃくりシュートを撃つためのエクササイズを紹介しました!

ぜひ試していただいて、えぐいシュートを撃って会場を沸かせましょう^ ^

こちらの動画も参考にしてください!

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